ホーム > ダウンコートの豆知識 > 着痩せ効果を出すためのダウンコート
着痩せ効果を出すためのダウンコート
一般的に使われるダウンは12種類程度で、大きく分けるとアヒルとガチョウダウンが使われています。
世界で高級とされているのはアイダーダウンですが、一般的にアパレルショップなどの店頭で販売されるダウンコートの中綿は、ダウンとフェザーが混合されています。
この違いは水鳥の胸元に生えている羽毛が使われているか、羽軸が通った羽根が使われているのか、生えている部分の違いがあります。
ダウンは柔らかく保温性に優れているため、冬コートの素材に使われ、フェザーは固めであるため、保温性は高くないものの、通気性と弾力性が優れているために冬コートには混合されています。
価格の安いダウンコートは、フェザーの配合割合が多めであるため、ダウン8割・フェザー2割が品質もよく、ベストバランスで着用できます。
寒い冬のマストアイテムとなるダウンコートですが、女性では着膨れ感が懸念され、着痩せ効果の高いダウンコート選びも失敗しない買い物のポイントです。
例えば、首回り、フード部分にファーが付いていることで、視線が上半身に移り、小顔に魅せることができます。
また、ステッチではXラインに仕立てているデザインが着痩せ効果抜群です。
ウエスト位置が高めのデザインであるのもポイントで、上半身にシャーリング、ウエストから裾にかけて広がるラインであれば、美シルエットを作りだすことができます。
コートは基本、ウエストラインがハッキリしていないものは寸胴に見えがちで、細いベルトで引き締め効果、太いベルトは視覚的に着痩せして魅せられます。
また、丈もショートや膝上であれば、脚長や美脚に魅せることが期待できます。
ムキムキした筋肉、マッチョに見える肉厚な印象も持つのがダウンコートの特徴的なデザインです。
着こなしの幅を広げるには、ダウンコートよりダウンジャケット、さらにダウンベストなども挙げられます。
電車移動やショップ巡りなど、コートを着用する時間は意外にも少なく、室内にいる時間が多い傾向です。
温度調節がしやすいのは、レイヤードスタイルです。
ダウンは防寒着として着膨れ感が難点となるため、薄めのダウンアウターを選ぶのがベストです。
全体のシルエットもスッキリまとまります。
例えば、ジャケットにダウンベストのコーディネートは、ジャッカエジレとしてレイヤードスタイルに適しています。
暖かくて軽くて上質の三拍子がダウンコートの魅力ですが、プラス、薄さも加味します。
ダウンコートならではの程よいボリューム感を逆に欲しい場合、ダウンたっぷりのヘチマ襟などがポイントで、首に巻物をプラスせずに、防寒対策も可能です。